簿記2級 合格しました

4月12日のブログに、簿記2級の勉強を開始したことを記載しましたが、約2か月の勉強期間を経て、無事に合格することができました。

テッテレー♪


まっっったく、途中経過がなかったことお許しください。
言い訳になりますが、急に妊娠が発覚したり、本当に色々パニックだったのです・・!!

さて、今回のブログでは私が簿記2級試験を実際受けてみて感じたこと、大切だと思ったことをまとめていこうと思います。

長くなりそうだったら分割するかもしれません。
ご了承ください。

簿記2級(ネット試験)の申し込みについて

私は試験は会場ではなく、ネット試験で受けました。
妊娠しており僅かながら悪阻もある中、会場で受けることに自信が持てなかったためです。

ネット試験は随時申し込みを受け付けており、かつ3日前までならキャンセル・日程変更ができるので、日々体調が変化していく中で本当にありがたかったです。

ネットで申し込みをしたのち、試験費用を払って、あとは予約した日時に申し込んだ会場へ向かえばOKです。
持ち物は電卓と個人証明ができるものです。
計算用紙(罫線なしのA4用紙2枚)とボールペンは貸与されます。
試験終了後には返還します。
ちなみに計算用紙は足らなかったらいただけるそうなので、ケチケチ使う必要はありませんよ。(不安で試験管に聞いた人間です)

個人証明書は試験中はずっと机の上に置いておく必要があるので、絶対に忘れないでくださいね。
試験室に持ち込めない手荷物等はロッカーがあるので、そちらにしまいましょう。
試験会場によっては、ブランケットの貸し出しがあるようです。
冷え性さんにはうれしいですね。

また、試験30分前から5分前には会場に着いているようにしましょう。
席が空いていれば、指定した時間でなくとも早めに受験することが可能でした。

席に案内されたら、支給されたIDとPASSを画面に入力し、試験開始です・・!!

配点と出題について

試験問題は、第1問から第5問まであり、出題範囲と配点は以下のとおりです。

第1問 
 商業簿記 仕訳問題 5問×4点・・・計20点
第2問
 商業簿記 連結会計(連結精算表・連結財務諸表)、株主資本等変動計算書、銀行勘定調整表 etc・・・計20点
第3問
 商業簿記 財務諸表・精算表・・・計20点
第4問(1)
 工業簿記 仕訳問題 3問×4点・・・計12点
第4問(2)
 工業簿記 総合原価計算(単純・工程別・等級別)、個別原価計算、部門別計算、標準原
 価計算・・・計16点
第5問
 直接原価計算、CVP分析、標準原価計算(差異分析)・・・計12点
                             
                              ※試験時間90分間
                              ※合格ライン70点

やたらと出題範囲が広いですが、私が受験した際は、以下が出題されました。

 第2問 連結会計(連結精算表(株主変動計算書がないパターン))
 第3問 財務諸表(損益計算書)
 第4問(2) 総合原価計算(等級別)
 第5問 標準原価計算(差異分析)

ちなみに、第1問、第4問(1)の仕訳問題だけで32点は取れます。
工業簿記の方が難易度が低いので、第4問(2)も落とさず取れれば、ぐっと合格に近づくかなと思います。

なので、回答順序としては第1問→第4問→第5問→第2問or第3問がよいと考えます。

第2問 連結精算表について

私的にこれが一番厄介でした。
なにせ仕訳と回答箇所が多い。画面をスクロールしないとすべてが見通せない(歯がゆい)。

仕訳も問題文に懇切丁寧に書いてある訳ではありません。

フォーサイトの問題集では、

「今期、P社のS社の間では以下の取引があった。
P社         S社
売掛金 〇円     買掛金△円
貸付金 〇円     借入金△円  ・・・」

のような問題記載になっていましたが、実際の試験ではとにかく長い文章の中から(しかも時系列はバラバラだったり)、相殺すべき取引を探し、仕訳、精算表に記載しなければなりません。

取引の相殺だけでなく、剰余金の配当、当期利益の振替、未実現利益の消去など・・・すべて問題文から読み解く必要がありました。

完璧は狙わず、部分点狙いでいいと思います。
貸借対照表の資産の部と負債の部の数字が一致しなくても気にしない。
早々と次の問題に取り組み、時間があったら見直す程度にした方が良いと思います。

第3問 財務諸表(損益計算書)について

一般的な問題だったと思います。
すべき仕訳も箇条書きになっており、分かりやすかったです。

注意すべき点といえば、
税効果会計を適用した際に繰延資産なのか負債なのかで、損益計算書下部に記載する法人税等調整額がプラスかマイナスかになるか。
棚卸減耗損と商品評価損をどこに記載するのか(問題文に指定あり) くらいでしょうか。

1つ1つの仕訳を確実に行えば、大丈夫です。

第4問(2) 総合原価計算(等級別)について

一般的な問題だったと思います。
問題文に従い、積数を求めて、完成品原価を配分することができればOKでした。

単位原価の計算もありましたが、こちらの場合は積数ではなく、実際の完成量に基づいて計算する必要があります。
そのあたりを注意しておけば、とくに問題はありませんでした。

第5問 標準原価計算(差異分析)について

問題文に原価標準データおよび実際消費にかかるデータの記載がありました。

直接材料費 100円/kg × 3kg 
直接労務費 1000円/時間 × 0.5時間 
製造間接費 直接作業時間を基準として、製品に配賦

変動費:〇円   固定費予算(年)〇円  基準操業度(年)〇時間

実際消費額 〇円  ・・・

当月の生産・販売データ
 月初仕掛品    〇個
 当月投入量    〇個   ・・・

のような感じです。

与えられたデータから予算、能率、操業度差異を分析していきます。
ちょっと記憶があやふやで申し訳ないのですが、数量差異や価格差異を求める問題もあったような?

とにかく、そのあたりを求められるように練習しておくが吉です。

試験を終えて

前述したとおり、第1問→第4問→第5問→第3問→第2問の順に解きました。
試験時間は残り15分程度残しましたが、とてもじゃありませんが、見直す時間なんてありませんでした。
なので、1回で正確に手早く仕訳をこなせることが重要です。

試験時間が終わると、画面が自動で切り替わり、すぐに合否が判明します(ちょっと心臓に悪い)。
印刷ボタンを押し、試験結果を印刷、持ち物をすべて持って退席します。
計算用紙、ID、PASS記載がある用紙を返却し、試験結果を受け取って終了です。

合格証は試験結果にQRコードがあるので、それを読み取り、自分で印刷します。


ちなみに、グーグーの得点結果は以下のとおり。

 第1問 16点
 第2問 16点
 第3問 18点
 第4問 28点(満点)
 第5問  6点(←え!?)

第5問どうした!?解けたと思ったのだけどな。
どこを間違えたとかわからないので、もう後の祭りです(笑)。
受かればよし!!!!(開き直る)


何はともあれ、2か月間、私、本当に頑張った!!お疲れ様!!
存分に自分を労いたいと思います。
デパコスでも購入しようかな(ワクワク)♪

次は何を学ぼうかな。
英語とかいいよね。学生時代に得意だったし、楽しいかもしれない。
それとももっと会計の道を極めてみようか。
好奇心は尽きませんね。

また、何かに挑戦する際はブログに書こうと思います。
今度は途中経過もちゃんと載せて(笑)

長くなりましたが、最後まで御覧いただきましてありがとうございます。

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