出産直後からずっと困っていることがあります。
それは、お腹(腹筋)に力が入らないことです。
出産したら、出産前のように腹筋を使ってベッドから起きられると思っていました。
しかし、
「あれ、力が入らない」
結局、妊娠中と同じように横向きからの腕を使って起き上がる日々でした。
原因を調べてみると、どうやらこの症状「腹直筋離開」というらしい。
腹直筋離開とは、白線(腹筋群が付着している中央の帯状の組織。この組織によって腹直筋が結ばれています。)が離れてしまっている状態。
妊娠でお腹が大きくなることにより発症し、経産婦の7割に生じるとされています。
自然に緩解する場合もあるようですが、放置していると
ウエストが戻らない、デベソが治らない、内臓下垂、腰痛、お腹に力が入らない等の症状が現れます。
そんなの絶対イヤだ!!
早くこの状況を脱してトレーニングを再開したい!
今回は腹直筋離開について、私の腹直筋の現状と実施した改善方法を紹介したいと思います。
私の現状と自力で出来る改善策について
腹直筋離開について知ったのは腹筋に力が入りずらい状況が続いたため、ネット検索した時です。
早く趣味のトレーニングを開始したい私はまずは専門家を頼ろうと、HPに腹直筋離開について記載のあった近くの整骨院に予約を入れました。
初診の結果、私の腹直筋は「指本分1.5本分」の離開がありました。
そこまで深刻な状況ではないものの、出産を経て骨盤もグラグラだったため、その接骨院に通うことに決めました。
接骨院の先生に提案された改善策について、まとめていくと、
①いきなり腹筋運動はNG、まずは複式呼吸から始めましょう!
②骨盤を立てる姿勢を意識しましょう!
③必要に応じて補助器具を利用していきましょう!
①について
いきなり腹筋運動など強度の高い運動を行うとより腹直筋離開が悪化することがあるそう。
まずは、1日に数回の複式呼吸から始めることをオススメされました。
②について
骨盤は常に垂直に保つことが理想です。
(猫背、反り腰NG✖)
常に意識するのは難しいので、座る時には尾骶骨の下にタオルを敷いて、少し前傾姿勢になるように調整すると良いそうです。
③について
必要に応じて、骨盤ベルトを併用しましょう。
私はワコールのものを使用しています。
産前産後と両方使えてコスパも良かったです。
実店舗でサイズも見てもらえるようです(私はネットで購入しましたが)。
以上の3点に、整骨院での施術を加えることで回復を早めるそうです。
次から、整骨院で受けた施術内容を記載していきます。
骨盤矯正 施術内容
私が通っている整骨院では、以下のような施術をしてくれます。
治療については、整骨院さんのやり方や考え方があると思いますので、あくまで一例としてご覧ください。
①骨盤のズレ、傾き、開きの調整
②恥骨・坐骨の開きの改善
③股関節の開き・出っ張りの調整
④EMSでの腹筋運動
骨盤だけでなく、その周辺の骨および筋肉にアプローチをかけていきます。
単に揉んだりするだけでなく、被施術者側も一緒に身体を動かすスタイル(引っ張られる方向と反対に力を入れる、ポールでストレッチをする等)なので、ちょっと筋トレにもなる(笑)。
EMSは20分間。
5分ごとに様子を確認しに来てくれて、電流の強度を変えてくれます。
貧乏性(?)なので、とりあえずどんどん強くしてもらう(笑)。
一連の施術(60分間)が終了すると、脚の長さや大転子部の出っ張りのズレが解消されて、腰痛も良くなっています。
施術は8回まで1週間に1度、その後は2週間に1度のペースで4回受けるのが基本のようです。
こういった産後骨盤矯正を行っている整骨院さんにはキッズスペースを設けていることが多いように感じます。
私が通っているところは、産後骨盤矯正をする部屋は半個室、ベッド脇に電動のバウンサーや動画を見るためのタブレットが設置されています。
私は旦那が面倒を見てくれているので、連れて行ったことはないのですが、
ワンオペだけど施術が受けたいという方はそういった基準で整骨院を選ぶのも良いかもしれません。
施術の経過
現在6回程、施術を受けましたが、だいぶ身体の調子は良くなっています。
初診時にあった左右の脚の長さの違いもほぼ無くなり、腹筋にも力が入るようになってきました。
もちろん、家でも腹式呼吸などの努力はしていますが、やっぱりプロはすごいなと感じるところです。
整復師の方にも回復状況を褒めていただいておりますし、緩解もそう遠くはないかなと思います。
緩解後の目標
腹直筋離開が緩解し、骨盤や筋肉が正しく補正されたら、徐々にトレーニングを再開したいと思っています。
体重は出産前に戻っていますが(そもそも妊娠時5.3kgしか増えていないし)、筋肉が解けて、ボディラインが崩れまくりです(涙)。
育休が明ける前に、もとの身体を取り戻すべく、
産後ダイエット頑張ります!!
こちらは、また別の機会にでも認めたいと思います。
では、今回も最後までご覧いただきありがとうございます。